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大阪/ その他
先行予約対象の方、こちらからお申込みください。
対象者:古典御殿俱楽部会員様、文楽劇場友の会会員様、文楽サポーターズ倶楽部会員様、相愛大学伝統芸能コーディネーター育成プログラム受講者
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2018年「志渡寺」(早稲田大学大隈講堂)、2019年「熊谷陣屋」(紀尾井小ホール)、2020年「すしや」(紀尾井小ホール)と、大曲丸一段の演奏に挑んできた豊竹呂太夫・鶴澤清介による浄瑠璃丸一段の演奏会を、例年通りの東京に加え、文楽の本拠地大阪でも開催します。
近年の文楽本興行では、前半後半で太夫三味線が交代することが多くなっています。そこでこの呂太夫・清介両師による素浄瑠璃の会では、大曲の切場を語り通す本来の形での演奏をお願いしています。今回も一組の太夫・三味線で語り通すことで、作品本来の魅力を再発見することを目的としています。
祖父十世若太夫師の名演も知られる「合邦」に挑む、とはいうものの、呂太夫師はすでに幾度も「合邦庵室の段」を手がけており、得意の演目に数えられます。現に2021年5月東京の文楽公演第三部でも、清介師とともに「合邦庵室の段」の後半を勤めておられました。しかし、この公演は、新型コロナウィルスの影響でたった5日間の興行となってしまいました。
文楽本興行では「合邦庵室の段」を前後に分けず語り通した例は、ここ三十年以上なく、呂太夫師自身も、素浄瑠璃で前後半を通して語るのは、2004年10月14日の「英太夫の会」以来のこととなります。定評ある詞の巧さに、円熟味を増した色艶と迫力の加わった演奏をぜひご期待下さい。「合邦庵室の段」は三味線にとっても、聞かせどころ満載の大曲です。深く秘められた玉手御前の心情をうつす前半から、疾風怒濤の迫力が目白押しとなる後半まで、清介師の超絶技巧にもご期待下さい。
演奏後には、芸談をうかがう座談会を設けます。緊迫感みなぎる演奏とはうってかわった、談論風発をお楽しみ下さい。
児玉竜一(早稲田大学教授)
場所 | 大槻能楽堂(大阪市中央区上町A7) |
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日程 | 2021年12月4日(土)13時30分 開演 (12時30分開場、16時終演予定) ◎カンゲキ配信(動画配信)を予定しております。 |
参加費(消費税込み) | チケット料金(税込):正面席 4,000円、脇正面席 3,000円、学生(脇正面のみ)2,000円 ◎全席指定・当日券はございません。 ◎チケット郵送料(200円)を別途ご負担ください。 ◎学生の方は、当日学生証をご提示の上、チケットをお引き取りください。 |
定員 | 250席(ご注意!150席から変更しました) |
申込開始 | 先行:2021年10月1日(金)10時より 一般:11月1日(月)10時より |
内容 | ◎チラシには150席限定となっておりますが、250席まで販売いたします。(隣席を空けずに販売します) ◎申込フォームに必要事項を記入して送信してください。7日以内に確認のご連絡をいたします。 ◎新型コロナウイルス感染予防対策にご理解とご協力をお願いいたします。 |
お問い合わせ先 | 主催 株式会社コテンゴテン 電話番号 070-8428-8515 メール office@coten-goten.com ※電話でのお問合せには留守電対応になる場合もあります。メッセージを残していただくか、SMSでお知らせいただけると助かります。 |
注意事項 | ◎お申込みいただいた方には、チケットの発送やお支払い等についてのご案内をいたしますので、事前にお振込みの無きようお願い申し上げます。 ◎動画配信の視聴申し込みは、別途、当ウェブサイトにてご案内するまでお待ちください。 |