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【主催】12/17 大曲丸一段に挑む 素浄瑠璃公演/紀尾井小ホール

東京/ その他

豊竹呂太夫・鶴澤清介「合邦」に挑む!

2018年「志渡寺」(早稲田大学大隈講堂)、2019年「熊谷陣屋」(紀尾井小ホール)、2020年「すしや」(紀尾井小ホール)と、大曲丸一段の演奏に挑んできた豊竹呂太夫・鶴澤清介による浄瑠璃丸一段の演奏会を、例年通りの東京に加え、文楽の本拠地大阪でも開催します。
近年の文楽本興行では、前半後半で太夫三味線が交代することが多くなっています。そこでこの呂太夫・清介両師による素浄瑠璃の会では、大曲の切場を語り通す本来の形での演奏をお願いしています。今回も一組の太夫・三味線で語り通すことで、作品本来の魅力を再発見することを目的としています。
祖父十世若太夫師の名演も知られる「合邦」に挑む、とはいうものの、呂太夫師はすでに幾度も「合邦庵室の段」を手がけており、得意の演目に数えられます。現に2021年5月東京の文楽公演第三部でも、清介師とともに「合邦庵室の段」の後半を勤めておられました。しかし、この公演は、新型コロナウィルスの影響でたった5日間の興行となってしまいました。
文楽本興行では「合邦庵室の段」を前後に分けず語り通した例は、ここ三十年以上なく、呂太夫師自身も、素浄瑠璃で前後半を通して語るのは、2004年10月14日の「英太夫の会」以来のこととなります。定評ある詞の巧さに、円熟味を増した色艶と迫力の加わった演奏をぜひご期待下さい。「合邦庵室の段」は三味線にとっても、聞かせどころ満載の大曲です。深く秘められた玉手御前の心情をうつす前半から、疾風怒濤の迫力が目白押しとなる後半まで、清介師の超絶技巧にもご期待下さい。
演奏後には、芸談をうかがう座談会を設けます。緊迫感みなぎる演奏とはうってかわった、談論風発をお楽しみ下さい。
児玉竜一(早稲田大学教授)

場所 紀尾井小ホール(東京都千代田区紀尾井町6-5)
日程 2021年12月17日(金)18時 開演 (17時開場、20時30分終演予定)

参加費(消費税込み) チケット料金:4,500円(税込)
◎全席指定・100席限定、当日券はございません。
※緊急事態宣言等の状況により販売席数を変更する場合があります。
定員 100席
申込開始 2021年11月1日(月)10時より
内容

◎申込フォームに必要事項を記入して送信してください。7日以内に確認のご連絡をいたします。
または、同じ項目を記載しメールoffice@coten-goten.comにてお申込ください。

◎新型コロナウイルス感染予防対策にご理解とご協力をお願いいたします。

お問い合わせ先 主催 株式会社コテンゴテン
電話番号 070-8428-8515
メール  office@coten-goten.com
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